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2025/04/10

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AIヘルスケアのCureskin、世界初のAI搭載「毛髪分析機能」を提供開始

AI技術を用いて皮膚科治療を提供するリーディング企業Cureskinが、世界初となるAI搭載の毛髪分析機能を2025年4月20日に公開すると発表しました。この機能は男性型脱毛症(AGA)の兆候を早期に正確に検出し、髪の健康状態を詳細に分析します。Cureskinアプリに統合されたこの画期的な機能は、高度な人工知能(AI)と機械学習(ML)を活用しており、ユーザーが髪の薄毛の兆候をいち早く把握し、タイムリーに介入や個別治療を受けられるように支援します。このAI毛髪分析機能は、数千枚の臨床画像で学習したディープラーニングモデルを活用しており、髪の後退や薄毛、密度の低下といった初期症状を検知します。ユーザーはスマートフォンで自撮りを撮るだけで、自分の髪の健康状態を即座に詳細に分析してもらえるほか、AIによる将来の脱毛傾向の予測も受け取れます。

 

インドのように皮膚科専門医が少なく、髪に関する問題への社会的偏見が根強い国では、こうした技術革新が特に地方や郊外の人々に対して公平なヘルスケアを提供する重要な手段となります。Cureskinの最高技術責任者(CTO)であるRamakrishna R氏は、「AIと機械学習を髪の健康診断に取り入れることで、ユーザーの薄毛への理解と対応が大きく変わります。我々のディープラーニングモデルは継続的に精度が向上し、髪の薄毛パターンを正確に検出します。この機能により、ユーザーは専門家による初期の適切な指導を受けることが可能になり、テクノロジーとパーソナライズドな皮膚科ケアの間のギャップを埋めることができます」と述べました。

 

インドでは男性型脱毛症が深刻化しており、50歳までに男性の半数以上が何らかの薄毛を経験するとされています。遺伝的要因やライフスタイル、ストレスなどが薄毛を加速させるため、早期発見が効果的な管理のために非常に重要です。高度な画像処理と大量の皮膚科データを学習したニューラルネットワークを用いることで、このAI搭載の分析機能は毛髪の状態を精密かつ迅速に診断します。Cureskinのチーフ皮膚科医であるDr. Charu Sharma氏は、「薄毛は進行性の状態であり、効果的な対策には早期介入が重要です。このAI搭載の毛髪分析機能は、男性型脱毛症や薄毛の初期兆候を正確に検出し、ユーザーが皮膚科医の監修の下で早期に適切な対策を取れるようにします。先進的な技術と専門家の臨床経験を融合させ、ヘアケア診断の方法を一新し、個別の治療をより身近なものにします」と話しました。現在、CureskinのアプリはiOSとAndroidで利用可能で、すでに170万人以上のユーザーがスキンケアやヘアケアで活用しています。今回の新機能によって、同社はテクノロジーを駆使した個別皮膚科ケアの可能性をさらに広げています。

 

Cureskinについて
2017年にGuna Kakulapati、Ramakrishna R、Dr. Charu Sharmaによって設立されたCureskinは、AI技術を駆使して皮膚科ケアを革新するパイオニア企業です。同社は皮膚と髪の悩みを抱えるユーザーに向けて、パーソナライズされた専門家監修の治療プランを提供しており、すでに170万人を超える顧客を獲得しています。Cureskinのアプリは、ニキビから皮膚がんに至るまでさまざまな皮膚疾患をユーザーの写真からAIが正確に分析し、社内の皮膚科医が監修する個別治療キットを提供しています。また、治療の進捗を確認するための月次診断のほか、無料の食事や生活指導、AIと皮膚科専門医が推奨する個別の商品提案なども行っています。「Cure(治療)、Correct(改善)、Care(ケア)」を軸に急性疾患の対応と日常的な肌や髪の健康維持を支援することで、Cureskinは皮膚と髪の健康管理をシンプルにし、誰もが日々快適に過ごせる世界を目指しています。

 

TagsHealthTech

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