LogisticsのVeho、Neel Madhvani氏をChief Product Officerに任命し、プロダクトとオペレーションを統合

米国で最もカスタマーセントリックなEC配送プラットフォームを掲げるVehoは、Chief Product Officer（CPO）としてNeel Madhvani氏を任命し、プロダクトとオペレーション両部門を統括させると発表しました。CPOの設置は同社初であり、急成長する配送会社から、ポスト購入体験の全行程をブランドが掌握・向上できるテクノロジープラットフォームへと進化する同社の転換点を示します。単一リーダーの下でプロダクトと現場運用を連携させることで、イノベーションの加速、信頼性の強化、新機能のスケールを推し進め、これまでにない可視性・柔軟性・顧客満足をECブランドに提供する狙いです。

Madhvani氏は、eコマース、プロダクトイノベーション、大規模オペレーションの交差点で20年以上の実績を持ち、Chewy、Staples、Copartといった先進的サプライチェーン企業で要職を歴任。直近のCopartではCPOとしてプロダクト、デザイン、アナリティクス、カスタマーサービスを統括し、顧客満足度の大幅な向上を牽引。Chewyでは売上を40億ドルから100億ドル近くへ伸ばす過程で、エンドツーエンドの購買ファネル、デザイン、検索、アナリティクスをリードしました。Staplesでは工業部門を率い、倉庫運営、S&OPの統合、スケールしたフルフィルメントの実務を習得。消費者と荷主の双方の視点に立脚したプロダクト設計と、それを支えるオペレーション構築が持ち味です。

Veho共同創業者兼CEOのItamar Zur氏は、「Neel氏はカスタマー側と物流プロバイダー側の双方を深く理解する希有なリーダーです。彼の経験は、我々が摩擦を減らし、全国規模のテクノロジー企業として次世代コマースを支える進化をさらに加速させる」と述べました。Madhvani氏は「Chewy時代以来の強烈な顧客志向をVehoに感じる。数百万個の荷物を週次で扱う規模でも一件一件の体験に妥協しない姿勢がある」とし、「プロダクトとオペレーションの両チームを率い、サービスレベルや選択肢、収益性を高めるプロダクトを設計し、テクノロジーと運用能力の底上げで確実に実現していく」と意気込みを語りました。同社は2026年に向け、ECブランドの「Primary Shipping Partner」化を掲げ、複数のプロダクト階層を整備し、新カテゴリーへ拡張。配送の先にある顧客体験の管理・計測・最適化を支援するソフトウェア群の開発を進めています。

Vehoについて
Vehoは、顧客のポスト購入体験を重視するブランドのために設計されたテクノロジー主導のEC配送プラットフォームです。相互接続された配送ネットワークと独自ソフトウェアにより、スピード・信頼性・顧客中心主義を両立したコスト競争力の高い配送を提供。全米50超のマーケットで1億2,000万人以上の消費者にリーチし、Macy’s、Lululemon、Sephora、HelloFreshなどのリーディングブランドの出荷を支え、配送をコストセンターから成長ドライバーへと変革しています。