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サイバーセキュリティのCyberhaven、新CISOにAman Sirohi氏を迎えAI時代のデータ保護を強化
AIを活用したデータセキュリティのリーダーであるCyberhavenは、新たにAman Sirohi氏をChief Information Security Officer(CISO)に任命したことを発表しました。Sirohi氏は20年以上にわたりサイバーセキュリティ戦略、リスク管理、データ保護の分野で実績を積み上げてきた専門家です。新たな役割では、AI活用が加速する時代において、組織の最も重要なデータを守るというCyberhavenの使命をさらに推進します。
Sirohi氏は、People.ai、Guidewire、Ross Storesといった企業でセキュリティプログラムを主導し、技術戦略の策定や新技術導入、イノベーション文化の醸成に貢献してきました。そのリーダーシップは、組織のセキュリティ強化と顧客価値の向上に具体的な成果をもたらしています。CyberhavenのCEOであるNishant Doshi氏は、「Amanの参加は、AI機能とマルチモーダルなデータリネージ技術を深化させる当社にとって大きな強化となります」と述べ、AIセキュリティ課題に挑む企業の先導役としての期待を示しました。
今回の人事は、Cyberhavenが最近導入した一連の新機能と製品強化に続くものです。包括的なデータ可視化を実現するData Catalog、AI駆動のData Classification機能、クラウドアプリを横断するCloud Connectors、エンドポイントのデータ静止時スキャンによるデータ流出防止など、同社はクラウドからエンドポイント、静止データから動的データまでをカバーするAI主導のエンドツーエンドデータセキュリティプラットフォームの構築を進めています。Sirohi氏は、「この結果重視でソリューション志向のチームに加わることができ、とても嬉しく思います。Cyberhavenの使命を共有し、組織がデータに完全な可視性とリアルタイムの制御を持てるよう支援することで、安全なイノベーションを実現します」とコメントしました。
Cyberhavenについて
Cyberhavenは、データセキュリティの在り方を再定義する企業です。従来の製品がデータ内容のスキャンやユーザー行動の監視に限られていたのに対し、同社のAI搭載データリネージ技術は数十億件のワークフローを分析し、組織内のすべてのデータを把握、リスク発生時に特定し、即座に保護を行います。これにより、AI時代に即した包括的なデータ防御を実現しています。
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