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HealthTechのFabric、ハイブリッドAIをケア提供ソリューションに統合し、医療現場の効率と安全性を向上
Fabricは、医師の臨床的思考とチャットボット技術を組み合わせたハイブリッドAIをすべてのケア支援ソリューションに組み込むと発表しました。患者に対して24時間365日の対応やオンデマンドサポート、自助サービスを可能にし、より安全で効果的なケアを提供するのが狙いです。
すでにFabricは、AI搭載のバーチャルアシスタントや患者エンゲージメントツール、プロバイダーディレクトリ、テレヘルスサービス、ワークフロー自動化など、多角的なケアソリューションを展開してきました。今回のハイブリッドAIの導入により、定型的な業務の自動化や臨床支援の強化を進め、患者一人ひとりに合わせたパーソナライズドなケア提供を実現するとしています。
2024年には同社のAIツールを利用した患者トリアージやナビゲーション、予約などのセッション数が90万件以上に達し、プロバイダーに要する業務時間を合計34年分節約し、臨床判断の支援や文書作成の自動化によって遠隔医療の効率を10倍に高めたとの試算を示しています。また、18人のCMOや医学部門ディレクターを擁するトップの医療機関の協力のもと、7万時間以上を投じて臨床ロジックの検証を行ってきたといいます。
FabricのCEOであるAniq Rahman氏は、「包括的なプラットフォームとハイブリッドAIの組み合わせにより、分断されたポイントソリューションとは一線を画す存在になる。臨床インテリジェンスに注力するAIドリブンなプラットフォームとして、アクセス性とケア提供を効率化し、医療のあり方を変革している」と述べています。
現在Fabricは、3万以上の雇用主や保険者、医療システムと連携中であり、昨年のシリーズAラウンドではGeneral CatalystやThrive Capital、GV、Salesforce Venturesなどから6,000万ドルを調達しました。また、会話型AIを手がけるGYANTの買収やWalmartのテレヘルス事業MeMDの取得などを通して、バーチャルケア分野を拡充しています。
Fabricについて
Fabricは、ハイブリッドAIを中心としたテクノロジーを用いて、医療機関や保険者、企業向けに包括的なケアソリューションを提供するHealthTech系スタートアップです。チャットボット技術と医師の臨床知識を融合させたプラットフォームを構築し、患者トリアージやオンライン診療、ワークフローの自動化を高水準で実現しています。シリーズAで6,000万ドルの資金調達を果たし、積極的な買収やサービス拡充を通じて、医療の効率化と患者体験の向上に寄与するイノベーションを推進しています。
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