FinTechのRampがQuickBooks Desktopとの統合を発表、会計業務を自動化

Ramp（ランプ）は、企業の時間とコストを削減することを目的とした財務運営プラットフォームで、このたびIntuit（インテュイット）のQuickBooks Desktopとの統合を発表しました。この新機能により、Rampカードおよび請求データがQuickBooks Desktopとリアルタイムで同期され、手動入力が不要になるスムーズな自動化プロセスを提供します。

会計業務の効率化を目指して

この統合は、経理チームが直面する主要な課題に対応し、ルーチン業務を自動化しながら正確で最新の財務記録を維持します。RampとQuickBooks Desktopの共同顧客は次のメリットを享受できます：
• 最新で正確な支出記録を維持し、月末の締め処理を迅速化。
• 洗練された会計自動化機能でルーチン作業を効率化。
• データフローの完全な制御。RampはQuickBooks Desktopの設定やアカウント、ベンダープロファイルをユーザーの許可なしに変更することはありません。

これにより、財務チームは繰り返しの手動作業に費やしていた時間を戦略的なビジネス成長に振り向けることができます。

ビジネスにおける実際の効果
この統合による効率化の恩恵を受けた企業の一例が、家族経営の採用エージェンシーであるReliable Staffingです。同社はこれまで、RampからQuickBooks Desktopへの従業員の払い戻しデータを手動で入力する必要があり、このプロセスには数時間を要し、ミスのリスクも伴いました。しかし、現在ではこのプロセスが自動化され、データの正確性が確保されると同時に、作業時間が大幅に削減されました。「すべてが本当に効率化されました」とReliable Staffingの最高財務責任者（CFO）であるAlio Gasbarro氏は述べています。「今では書類作業に煩わされることなく、本当に重要なことに集中できます。それは私たちのビジネスを前進させることです。」

財務運営を簡素化するためのビジョン
「Rampは財務および会計チームが煩雑な手作業に妨げられることなく、最高の仕事ができるよう支援します」とRampのプロダクトディレクターであるMatt Vickers氏は述べています。「当社の統合機能は会計ワークフローを自動化し、データの正確性を確保し、帳簿締め作業をスピードアップすることで、時間とコストを節約できます。」

Rampについて
Rampは、企業が効率よく成長するための支援を目的とした財務運営プラットフォームです。支払い、経費管理、ベンダー調達、旅行予約、帳簿記入の自動化などを1つのプラットフォームで提供しています。2019年の創業以来、30,000以上の顧客にサービスを提供し、10億ドルのコストと1,500万時間を節約してきました。小規模企業から急成長中のスタートアップに至るまで、Rampは財務効率化を革新し続けています。