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2026/07/14

Startup Portfolio

ドイツ発で欧州を代表するDefence Techの"Helsing"がSeries Eで$1.8Bを調達し評価額は$18Bに拡大

Helsingは、Dragoneer Investment GroupとLightspeed Venture Partnersが共同リードし、Disruptive、ICONIQ、Goldman Sachs Alternatives、JPMorgan Chase、General Catalyst、Accelなどが参加したSeries Eで$1.8Bを調達し、評価額は$18Bに拡大しました。これによりHelsingは、時価総額ベースで欧州を代表する防衛企業の一社となりました。同社は2025年にSeries Dで$600Mを調達しており、今回の資金調達はそれに続くものとなります。

2021年に設立されたドイツ・ミュンヘン拠点で軍事用途向けに設計されたAI駆動型プラットフォームの開発するDefence TechのHelsingは、自律型防衛システム、戦場意思決定支援プラットフォーム「Altra」、滞空型弾薬「HX-2」、そして自律飛行航空機「CA-1 Europa」などがあります。

今回調達した資金を活用し、提携国の拡大するエコシステム向けに次世代AIプラットフォームを構築し、防衛システムへ組み込んでいく計画です。同社は、水中監視能力の開発や、脅威を感知・検知し、厳しい作戦環境下で軍関係者を支援するAIシステムの開発も手掛けています。

「Software-defined defenceは、AIとハードウェア、そして防衛分野における最新のイノベーションを組み合わせるHelsing独自のアプローチです。AIは軍隊が戦場に関するより高度な情報を取得し、より迅速な作戦判断を行うことを可能にします。」Helsingは説明しています。

Helsingは欧州を代表する防衛企業としての立場を掲げていますが、今回の資金調達では世界的な金融機関からも大規模な投資を集めました。同社は以前、海外投資家の参加が拡大しているにもかかわらず、株式の約80%は依然として欧州の所有者が保有していると説明しています。

現在Helsingには約900名の従業員がおり、Germany、France、Estonia、United Kingdomで事業を展開しています。欧州各国における防衛費の増加と、主権技術(Sovereign Technology)への需要拡大を背景に、同社は急速に事業を拡大しています。

同社のソフトウェアは、Ukraineへ供給されているシステムを含む複数の軍事プログラムにすでに組み込まれています。

Helsingは、各国政府が輸入技術へ依存するのではなく、自国または欧州で開発されたAI技術を求める傾向が今後さらに強まると考えています。地政学的緊張が安全保障上の優先事項を大きく変化させる中、各国政府は自律システム、人工知能、高度な軍事ソフトウェアへの投資を拡大しています。

Helsingは、米国ではAndurilと競合しているほか、欧州ではQuantum SystemsやTekeverといった新興企業とも競争しています。それでもHelsingは、欧州最大級のAI特化型防衛企業としての地位を確立しています。

同社は、ソフトウェアが航空、陸上、海上、電子戦にまたがるあらゆる軍事アセットをつなぐ「インテリジェンスレイヤー」になると考えています。

今回の資金調達により、Helsingは研究開発をさらに拡大し、パートナーシップを強化するとともに、AIを活用した防衛能力をこれまで以上の規模で提供するための追加リソースを獲得しました。

TagsDefenseTechAI

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