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2026/07/13

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ヒューマノイドロボットの1X、家庭用ロボット「NEO」向けに人間に迫る器用さを備えた新型ハンドを発表

ヒューマノイドロボットを手掛ける1Xが、家庭用ロボット「NEO」向けの新しい多指ハンドを発表しました。指と手のひらに22、手首に3の合計25の自由度を持ち、そのすべてが力を制御しながら動く「腱駆動(テンドンドライブ)」方式を採用しています。1Xはこのハンドを「物理世界へのAPI」と位置づけ、NEOの全機体に搭載するとしています。

モーターを前腕に置き、腱を介して指を動かす構造により、軽量さを保ちつつ、ドアの開閉やカート押し、工具の使用、小さな物のつまみ上げに十分な力を発揮します。減速比を一般的なロボットハンドよりはるかに低く抑えることで、指が外力を受けると「しなる」バックドライバブルな特性を持ち、接触や力を感じ取れる点が特徴です。指先には触覚センサーを備え、押す力や接触位置、ずれ(滑り)を検知して、握る力をリアルタイムに調整できるとしています。

ハンドは防水規格IP68に対応し、食品に触れても安全な素材を用いるなど、調理や水回りでの使用にも耐える耐久性を掲げています。1Xは、こうしたハンドを年内に最大1万個規模で内製できる体制を整えたとしています。ハードウェアの制約を取り払い、ロボットにできることの限界を「学習データとAI」だけにするのが狙いだとされ、家庭で本当に役立つヒューマノイドの鍵として、歩行以上に「手の操作能力」が競争の焦点になりつつあることを示しています。


1Xについて
1Xとは、2014年に設立されたノルウェー拠点のロボティクス企業です。創業者のBernt Børnichが率い、人と同じ環境で安全に働けるヒューマノイドロボットの開発を手掛けます。主力の家庭用ロボット「NEO」は、日常の家事を支援することを目的に、近年米国の工場で量産が始まっています。独自の腱駆動アクチュエーターやハンドを内製する垂直統合を強みとしています。ロボットを家庭や実世界に普及させ、人手を補うことを目指す企業です。

 

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