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2026/02/05

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自動運転モビリティのGlydways、ドバイでATNを展開へ、RTAと自動化交通ネットワークで協業

ドバイの道路交通局であるDubai’s Roads and Transport Authority(RTA)は、自動化交通ネットワーク分野のグローバルリーダーであるGlydwaysと、自動運転交通ネットワークプログラムの開始に向けた協力協定を締結しました。本協定は、ドバイにおける初の自動化交通ネットワーク導入を意味するもので、スマートかつ持続可能な新しい都市モビリティモデルの構築を目指します。公共交通システムを補完し、特にファーストマイルおよびラストマイルの移動課題に対する有効な解決策を提供します。

 

協定はWorld Governments Summit 2025の開催期間中に締結され、RTA側はMattar Al Tayerが、Glydways側はCo-Founder兼CEOのMark Seegerが署名しました。Glydwaysが提供するATNは、自動運転の電気自動車とAI技術を基盤とした新しい交通手段で、一般道路の交通から独立して運行されます。コンパクトで狭幅のガイドウェイを使用し、高架または地上設置が可能な軽量構造を採用することで、既存の道路やインフラへの影響を最小限に抑える設計となっています。このシステムは、24時間対応のオンデマンド型パーソナルモビリティを実現し、途中停車のないポイントツーポイント移動により移動時間を短縮します。車内の空調やエンターテインメントのカスタマイズも可能で、ゼロエミッションを達成しつつ、大規模公共交通に匹敵する安全性と稼働率を備えています。10台以上の車両を1秒間隔で連携走行させる仮想プラトーニングに対応し、1台あたり4〜6人が乗車可能で、最高速度は時速50キロメートルです。車両には20基の高解像度LiDARに加え、先進的なレーダーや高精細カメラが搭載されています。

本協定では、複数の初期ルート案の検討も含まれており、まずはNational Paints Metro StationとBluewaters Islandを結ぶ全長2.8キロメートルのパイロットルートが想定されています。将来的にはMadinat Jumeirah、Alserkal Avenue、Times Square Centre、Dubai Festival Cityなどの主要拠点とDubai Metroを結ぶルートも計画されており、都市全体の交通統合を強化する狙いです。

 

RTAのMattar Al Tayerは、本プロジェクトがスマートで持続可能なモビリティ導入におけるドバイの国際的リーダーシップをさらに強化し、生活の質や公共交通の効率向上に寄与すると述べています。また、このシステムは1時間あたり両方向で2万人以上を輸送できる高い輸送能力を持ち、他の交通手段と比較して最大90%の初期投資削減、最大70%の運営コスト削減が可能である点も強調しました。事業はPPPモデルで実施され、自動運転やAI分野の先進的な知見を活用した運営が予定されています。

 

GlydwaysのMark Seegerは、ドバイが次世代モビリティを実証する「オープンな実験場」であると評価し、今回の導入が同社にとって大きな節目になると語りました。Bluewaters Islandは、高容量かつ低コストで優れた乗客体験を提供する同社ネットワークの価値を示す理想的な環境であり、都市が持続可能で財務的にも成立する交通モデルを拡張できることを示す事例になるとしています。

 

Glydwaysについて
Glydwaysは、自動運転電気車両とAIを活用した自動化交通ネットワークを開発するモビリティスタートアップです。一般道路と分離された専用ガイドウェイを用いることで、高い安全性と輸送効率を両立し、都市におけるファーストマイル・ラストマイルの課題解決を目指しています。オンデマンド型で持続可能な次世代公共交通の実現を通じて、都市モビリティの新たな標準を構築することを使命としています。

 

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