公共安全技術のFlock Safetyが、企業向け自動警備ドローン「Flock Aerodome™ DAS」を発表

Flock Safetyは、エンタープライズ向けの自動警備ドローンシステム「Flock Aerodome™ Drone as Automated Security（DAS）」を発表しました。このソリューションは、広大な施設を持つ企業に対して、迅速な空からの監視と広範囲のカバレッジをワンタップで提供します。同社のVP of AviationであるRahul Sidhu氏は、「警備担当者は、広い敷地、限られた予算、少ない人員でより多くを守ることを求められている。Flock Aerodome DASは、わずか数秒で上空から監視し、誤報を実際の行動につなげる」とコメントしました。この発表は、同社が最近立ち上げた「Flock Business Network」（民間組織間の犯罪防止連携ハブ）に続くもので、すでに全米1,000以上の企業が参加しています。

対象となる施設は、輸送拠点、エネルギー施設、医療キャンパス、倉庫、物流拠点、大規模小売店などです。小売業界では2024年に万引き事件が前年比93％増加しており、迅速な対応が課題となっています。Flock Aerodome DASは、警備員の即応性、カメラネットワークの広範なカバー力、自動化のスピードを組み合わせ、現場での力を大幅に増強します。
主な機能は以下の通りです：
• 広域即時カバー：ドック1基で最大約38平方マイルをカバー、飛行時間は最大45分。
• 自動飛行：カメラや音声アラートを受け、ワンクリックでドローンが発進、現場へ自律飛行しHDおよび熱映像を送信。
• 既存システムとの統合：既存の警報パネル、VMS、アクセス制御とシームレスに連携し、FlockOSとの統合も可能。
• 安全性・コンプライアンス：FAA Part 107準拠で、BVLOS承認を含むサイトごとの免除あり。障害物回避、ジオフェンス、精密着陸、完全飛行ログを搭載。
• 投資対効果：警備員の配置コスト削減、誤報対応の効率化、即応力向上を同時に実現。

Flock Safetyについて
Flock Safetyは、安全テクノロジーのリーディング企業で、都市、警察、企業、学校、地域社会をつなぎ、犯罪予防を支援するプラットフォームを提供しています。6,000以上の地域社会、5,000以上の法執行機関、1,000以上の企業に導入されており、プライバシーとデータの完全性を守りながらリアルタイムのインテリジェンスを提供しています。