1. Home
  2. News
  3. RetailTechのMashgin、WescoのAIレジ導入を拡大へ
2025/02/12

Startup Portfolio

RetailTechのMashgin、WescoのAIレジ導入を拡大へ

Wescoは、MashginのAI搭載レジを導入する店舗数を倍増し、20店舗以上に拡大すると発表しました。MashginのAIレジは、バーコードスキャンを不要とし、商品を置くだけで瞬時に会計を完了できる革新的な技術です。コンピュータービジョンを活用し、複数の商品を同時に認識し、ほぼ100%の精度で処理します。この技術により、ピーク時のレジ待ちを解消し、顧客にとってスムーズな買い物体験を提供するとともに、店舗スタッフの業務効率も向上します。Wescoはすでに10店舗でMashginのレジを試験導入しており、その間に約50万件の取引が行われました。取引の中央値時間は18.7秒と、従来の会計方法よりも大幅に短縮されました。この成功を受け、同社はさらに多くの店舗にMashginを導入することを決定しました。

 

「Mashginの技術は、お客様に非常に好評です。また、Mashginのチームの対応の早さも、我々が求める理想的なパートナー像に合致しています」と、Wescoの共同社長であるNancy Westgate-Sytsema氏は述べています。今回の拡大では、MashginのシステムがVerifoneのCommanderシステムと統合され、決済、ロイヤルティプログラム、燃料購入などの店舗管理システムとシームレスに連携することで、さらなる利便性向上が見込まれます。

Mashginのパートナーシップ担当SVPであるJack Hogan氏は、「Wescoの顧客体験は、Mashginの導入拡大によってさらに向上するでしょう」とコメントしています。「コンビニエンスストアの顧客は、スピーディーで効率的な買い物体験を求めています。Mashginは、コンピュータービジョン技術と広範な商品データベース、そして専任サポートチームを活用し、このニーズに応えています。」

 

現在、Mashginのレジは世界4,000カ所以上で稼働しており、そのうち3,000カ所以上がコンビニエンスストア、さらに145のプロスポーツスタジアム、100の病院、50の空港にも導入されています。Mashginは今後も、AI技術を活用した次世代のチェックアウト体験を提供し、リテール業界の発展に貢献していく方針です。

 

Mashginについて
Mashginは、AIとコンピュータービジョンを活用した世界最速のレジシステムを提供する企業です。バーコードスキャンを不要とし、商品を置くだけで会計を完了できる仕組みにより、従来の4倍の速さで決済が可能です。これにより、顧客満足度を向上させると同時に、待ち時間を短縮し、店舗の売上向上にも貢献します。2014年に設立され、カリフォルニア州パロアルトに本社を構えるMashginは、NEA、Matrix Partners、Susa Ventures、Y Combinatorなどの投資家から支援を受ける非公開企業です。

 

TagsRetailTechAIUnited States

関連ニュース

Contact

AT PARTNERSにご相談ください