Startup Portfolio
次世代リチウムイオン電池のリサイクル技術を開発する"Li Industries"がSeries Bで$36Mを調達
Li Industriesは、Bosch Ventures、Khosla Ventures、LG Technology Venturesが共同でリードし、新規投資家のFormosa Smart Energy Tech、Anglo American Decarbonization Ventures他や既存投資家のShell Venturesなどが参加したSeries Bで$36Mを調達した。投資家の関心を考慮し、Li Industriesはこのラウンドを$42Mまで拡大する計画で、そうなれば資金調達総額は$50Mを超えることになる。
次世代リチウムイオン電池のリサイクル技術を開発するLi Industriesは、ノーベル賞受賞者Dr. M. Stanley Whittinghamの指導の下、リチウムイオン電池材料に最も循環的で費用対効果の高い持続可能なソリューションを提供します。
この新たな資金調達により、Li Industriesの成長軌道は確固たるものとなり、バッテリー・リサイクル・サービスとバッテリー材料に対するパートナーの高まるニーズに応えることができます。今回調達した資金は、Li Industries独自のDirect Electrode-to-Electrode (Direct E2ETM)リサイクル技術による1万トンのリサイクル施設の建設に使用されます。
この事業拡大は、ノースカロライナ州パインビルに500トンのバッテリーリサイクル施設を、ノースカロライナ州シャーロットに1,000トンのバッテリー選別施設を開発した、同社のSeries Aに続くものです。
「Li Industriesは、革新的でスケーラブルなソリューションによって、リチウムイオン電池の循環型サプライチェーンにおける重要な課題に取り組む態勢を整えています。同社は、リチウム鉄リン酸塩(LFP)のような低コバルト/無コバルト電池を、独自のDirect E2E™リサイクル技術を使って経済的かつ持続可能な規模でリサイクルできる米国初で唯一の企業です。」とBosch VenturesのManaging Directorは説明しています。
Li Industriesは、次世代のリチウムイオン電池リサイクル技術を開発する革新的で急成長中のClimateTech企業です。2017年に設立され、ノースカロライナ州パインビルに本社を置くLi Industriesは、電気自動車や家電製品から出るリチウムイオン電池のスケーラブルな直接リサイクル技術を開発してきました。Li Industriesのユニークで特許取得済みのダイレクトリサイクルプロセスは、あらゆるタイプのリチウムイオンバッテリーをリサイクルし、より早く、より安く、よりクリーンに高純度の商用グレードバッテリー材料を生成することができ、効果的で持続可能なリサイクルを可能にします。
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