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Gen Z向けスポーツメディアのOvertime、NFLドラフト目前でShedeur Sandersとメディア展開を加速
NFLドラフトの注目株であるコロラド大学のクォーターバック、Shedeur Sandersは、Z世代向けスポーツメディア企業のOvertimeとのコラボレーションを継続しています。同社はドラフト候補者を追った新シリーズ「Draft House」を制作し、YouTubeで第1話の公開をスタートしました。このシリーズでは、Sandersをはじめ、ボイシ州立大学のランニングバックAshton Jeanty、オレミス大学のクォーターバックJaxson Dartら、3人の有力ドラフト候補者が特集されています。番組内で密着取材を受けることについてSandersは、「いつもカメラが周りにいる環境なので特に違和感はない」と語り、自然体で撮影に臨んだと述べています。
Sandersはまた、昨年7月から始まったOvertimeのポッドキャストシリーズ『2Legendary with Shedeur Sanders』にも出演しており、自分自身の言葉でメディアに対して正直に向き合える場だと評価しています。「良い日も悪い日もあるけど、自分自身が語ることで本当の自分を見せられる。人々に自分の経験や生活を深く知ってもらい、自分が望む形で表現できるのが素晴らしい」とその意義を強調しました。
また、Sandersは自身のメディア戦略を一言で「Brilliant(最高)」と評し、父である元NFLスターのDeion Sandersから多くのアドバイスを受けていることも明かしています。「いつでも自分自身の性格や特徴を大切にし、カメラの前でも後ろでも、本来の自分でいるように」という父親からの教えを大事にしていると語りました。なお、NFLドラフトに向けてSandersは自身の代理人を立てず、自分で交渉を進める予定です。父親が関係する代理人事務所SMAC Entertainmentの関与についてはコメントを控えました。
Overtimeについて
Overtimeは、主にZ世代をターゲットにした革新的なスポーツメディア企業です。若いスポーツファンに向けて独自のコンテンツを制作し、YouTubeなどを通じて発信しています。特に、従来のメディアとは異なる形でスポーツとアスリートを取り上げ、新しい世代の注目を集めるコンテンツ作りに定評があります。
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