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AI監視のFlock Safety、UberやLyftなど約35万台の車載カメラを移動式ナンバープレート認識網に活用する構想が判明
公共安全向け監視技術を提供するFlock Safetyが、UberやLyft、配送サービスなどで使われる約35万台の車載カメラを、移動式のナンバープレート認識ネットワークとして活用する構想を検討していたことが明らかになりました。Georgia州司法長官への情報公開請求で入手されたFlock Safetyのプレゼンテーション資料から判明したもので、車載カメラ企業Nexarとの連携が想定されていました。
構想では、UberやLyftなどのドライバーが安全目的で設置しているNexarのドライブレコーダーを利用し、走行中に周囲の車両のナンバープレート情報を収集してFlock Safetyのシステムへ連携することが検討されていました。固定式カメラだけではカバーできない道路や地域からもデータを収集し、法執行機関が利用できる車両位置情報ネットワークを拡大できる可能性があります。一方、Flock Safetyは、この構想は実際には導入されなかったと説明しています。
Flock Safetyは固定式の自動ナンバープレート認識カメラを中心に全米で大規模なネットワークを構築してきましたが、車載カメラを利用すれば監視インフラを固定設備から移動体へ拡張できます。その一方で、ドライバーや乗客への通知、データ取得への同意、警察による利用範囲など、プライバシーとガバナンスに新たな課題が生じます。公共安全技術が固定カメラから分散型のセンサーネットワークへ発展する可能性と、その社会的な受容性を考えるうえで重要な事例です。
Flock Safetyについて
Flock Safetyとは、2017年に米国Georgia州AtlantaでGarrett Langleyらが設立した公共安全テクノロジー企業です。AIを活用した自動ナンバープレート認識カメラや映像監視、ドローン、リアルタイム犯罪分析などを提供しています。警察、自治体、企業、学校、地域コミュニティ向けに車両や事件に関するリアルタイムインテリジェンスを提供するプラットフォームを構築しています。多数のカメラをネットワーク化し、車両情報を検索可能にする点を特徴としています。犯罪の抑止と捜査支援を通じて地域社会の安全向上を目指しています。
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