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FinTechのStripe、投資会社Adventと共同でPayPalに530億ドル超の買収を提案
決済インフラ大手のStripeが、プライベートエクイティのAdvent Internationalと共同で、米国の決済大手PayPalの買収を提案したと複数の報道機関が関係者の話として伝えました。提案額は1株あたり60.50ドルで、直近の終値に約28%のプレミアムを上乗せした水準となり、PayPalの企業価値を530億ドル超と評価しています。
実現すればフィンテック史上最大級の買収案件となり、未上場のスタートアップであるStripeが、上場企業である老舗決済大手を非公開化するという異例の構図になります。オンライン決済の草分けとして成長してきたPayPalは近年、成長鈍化と競争激化に直面しており、StripeやAdyenなどの新興決済インフラ企業にシェアを奪われてきました。
本提案はあくまで初期段階のオファーであり、PayPal側が受け入れるかどうかは不透明ですが、決済業界の再編が新興勢力主導で進む可能性を示す象徴的な動きです。AIエージェントによる自動購買など決済の新たな主戦場が生まれつつある中、規模とテクノロジーの両面で優位を固めようとするStripeの野心を映す案件として、市場関係者の注目を集めています。
Stripeについて
Stripeとは、2010年に設立された米国サウスサンフランシスコとアイルランドのダブリンに本社を置くフィンテック企業です。アイルランド出身のPatrick Collison氏とJohn Collison氏の兄弟が創業しました。主力製品は、数行のコードで導入できるオンライン決済処理と、請求、不正検知、法人カードなどを含む金融インフラ群です。世界中の数百万社が利用する開発者フレンドリーな決済基盤が独自の強みです。同社はインターネットのGDPを拡大することをミッションに掲げています。
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