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低分子治療薬BioTechのBrenig Therapeutics、Parkinson’s disease向け第1相試験データを発表へ
Brenig Therapeuticsは、神経変性疾患を対象とする脳浸透型の低分子治療薬を開発する臨床段階のバイオテクノロジー企業として、BT-267の進行中の第1相試験データをAmerican Academy of Neurology 2026 Annual Meetingで発表すると明らかにしました。学会は2026年4月18日から22日にかけて米国Illinois州Chicagoで開催され、発表は4月21日に行われる予定です。今回発表されるポスターでは、健康成人ボランティアを対象としたBT-267の第1相試験における最新結果が示されます。内容には、薬物動態プロファイル、標的への作用確認、安全性、忍容性に関する評価が含まれます。BT-267は、LRRK2を阻害する経口の低分子化合物であり、高い選択性と脳への到達性を備える候補薬として開発が進められています。
Brenig TherapeuticsのChief Executive OfficerであるMegan McGillは、今回のデータがBT-267の高い脳浸透性と選択性を引き続き裏付けるものであり、Parkinson’s diseaseや関連する神経変性疾患において、同種最良の治療薬となる可能性を示していると述べています。神経疾患領域では、薬剤が十分に脳へ届き、かつ狙った標的に選択的に作用することが重要であり、BT-267はその両面で有望性を示している形です。あわせてBrenig Therapeuticsは、2本目の臨床プログラムであるBT-409についても進捗を公表しました。BT-409は、NLRP3を標的とする選択的かつ脳浸透型の阻害剤であり、現在は第1相試験で用量漸増評価が進められています。現時点では良好な忍容性が確認されており、神経炎症経路を標的とする新たな治療選択肢としての可能性が探られています。
今回の発表の場となるAmerican Academy of Neurology Annual Meetingは、神経学分野における世界最大級の学会の一つであり、最新の研究成果や治療法が集まる重要な機会です。Brenig Therapeuticsにとって、BT-267の初期臨床データをこの場で示すことは、開発パイプラインの進展と技術力を市場や医療関係者に示す意味合いを持ちます。
Brenig Therapeuticsについて
Brenig Therapeuticsは、中枢神経系疾患を対象に、同種最良を目指す脳浸透型の低分子治療薬を開発する臨床段階のバイオテクノロジー企業です。高度な計算化学と多面的な最適化技術を活用し、高い選択性と適切な中枢神経系移行性を備えた化合物を設計しています。同社のパイプラインには、Parkinson’s disease向けに開発中のLRRK2阻害剤BT-267と、複数の中枢神経系適応症およびobesityを対象とする神経炎症経路向けNLRP3阻害剤BT-409が含まれています。
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