Startup Portfolio
生成AIのAnthropic、ブラウザ操作まで担う「Claude」Chrome拡張を提供開始
生成AIスタートアップのAnthropicは、同社のチャットボット「Claude」をGoogle Chrome拡張として、すべての有料ユーザー向けにベータ提供を開始しました。この拡張機能により、Claudeはユーザーに代わってWebサイトを操作し、フォーム入力、タスクの実行、複数タブを横断した作業などを行えるようになります。利用には月額20ドル以上のProプランが必要で、2025年11月に月額200ドルのMaxユーザー限定で始まった初期ベータから大幅に利用条件が緩和されました。
Claude拡張はChromeに加え、同じChromiumエンジンを利用するBraveやOperaでも利用可能です。一方で、Firefox、Safari、Microsoft Edgeは公式にはサポートされていません。Anthropicは、チャットボットをブラウザに直接統合することに伴う安全性・セキュリティ上の課題を認識しており、特にプロンプトインジェクション攻撃への対策を重視しています。ユーザーは設定画面からサイト単位でClaudeのアクセス権限を付与・取り消しできるほか、拡張機能は高リスクな操作を行う前に必ずユーザーへ確認を求めます。
さらに、オンライン決済や個人情報の共有、コンテンツ公開といった高リスク行為については実行前の承認が必要となり、銀行などの金融サービス、ポルノサイト、違法コンテンツを扱うサイトでは自動的に機能がブロックされます。Anthropicは、利便性と安全性の両立を図りながら、Claudeを「ブラウザ内で実務をこなすAIアシスタント」へ進化させる狙いです。
Anthropicについて
Anthropicは、安全性と信頼性を重視した生成AIの研究・開発を行うスタートアップです。対話型AI「Claude」を中心に、企業や個人が安心して使えるAIの提供を目指し、OpenAIなどと競合しながら次世代のAI活用を推進しています。
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