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FinTechのShield、Gartner「Critical Capabilities」で全ユースケース上位3位以内を獲得
デジタルコミュニケーションガバナンスの統合プラットフォームを提供するShieldは、Gartner「2025 Critical Capabilities for Digital Communications Governance and Archiving(DCGA)Solutions」において、評価対象となった全ユースケースで上位3位以内のスコアを獲得したと発表しました。同レポートは14社のベンダーを対象に、Regulatory Compliance、Investigations、Archive & Retention、User Governance、Internal Analytics & Insights、Connectorsという6つのユースケースと12のプロダクト評価軸で詳細な比較を行っており、Shieldは全ユースケースと全プロダクト評価で一貫して高い評価を得ています。
Shieldは、あわせて公表されたGartner Magic QuadrantでもVisionaryとして位置づけられており、ビジョンの完全性と実行能力が評価されています。CEO兼Co-founderのShiran Weitzmanは、レガシーな競合が近代化に苦戦するなかで、ShieldのAI駆動かつクラウドネイティブなプラットフォームが、規制対応分野において他にないインテリジェンス、自動化、俊敏性を提供していると述べ、今回の評価は「コンプライアンスの未来を牽引する存在」としてのポジションを裏付けるものだとコメントしています。
同社はInvestigationsとUser Governanceのユースケースで全14社中2位にランクインし、Connectorsのユースケースでは最も高いスコアを獲得しました。これらの結果は、マルチチャネルなコミュニケーションデータを横断的にカバーし、顧客ごとのニーズに合わせて柔軟に拡張できるShieldプラットフォームの包括性と顧客中心の設計思想を示すものだとしています。Chief Product OfficerのTamar Sharirは、ネイティブに組み込まれたAmplifAIスイートがエージェント型および生成AIを各モジュールに適用し、統合アーキテクチャと高いデータ完全性によって、企業がリスクを主体的かつ将来を見据えて管理できるようにしていると説明し、今回の評価は「今日提供している具体的な価値と、明日のベンダーとしての地位の両方を裏づけるものです」と述べています。
Shieldについて
Shieldは、金融機関向けに特化したデジタルコミュニケーションガバナンスおよびアーカイブソリューションを提供するプラットフォームです。Eメール、チャット、コラボレーションツールなど多様なチャネルを横断してデータを一元管理し、最新のAI技術と深い規制知見を組み合わせることで、コンプライアンスの高度化と業務効率化を直感的かつ安全に実現します。世界の大手金融機関の約3分の1に採用される中で、規制対応、調査、監査、アナリティクスを統合的に支える基盤として、次世代のコミュニケーションガバナンスの標準を目指しています。
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