広告プラットフォームのSkaiとKevelが戦略提携し、Kevel搭載の新興リテールメディア在庫をSkaiのワンプラットフォームで一括活用へ

SkaiはKevelと戦略的提携を発表し、Kevelの「The Retail Media Cloud」で稼働するリテールメディアネットワークをSkaiのオムニチャネル広告プラットフォームに直接統合しました。これにより、広告主はAmazonやWalmartなどの既存大手に加え、これまで断片化されスケールしづらかった新興のプレミアム在庫にも、単一のワークフローでシームレスにアクセスできるようになります。API主導の両社の強みを生かし、小売側は需要ソースとパフォーマンスに対する透明性とコントロールを維持したまま収益化を拡大可能です。

小売各社がレガシー型から柔軟なプラットフォームへの移行を進めるなか、本提携によりSkaiの最適化・横断計測・統合レポーティングと、Kevelのカスタマイズ可能な広告基盤を組み合わせ、マージン管理の高度化と在庫アクセスの拡大を同時に実現します。SkaiのMatt Vignieri氏は「Kevelとの連携により、顧客は統一されたワークフローとインテリジェンスを維持しつつ、成長著しいリテールメディアネットワークにシームレスにリーチできる」とコメント。KevelのJames Avery氏は「小売は自社のファーストパーティデータを主導し、差別化された広告体験を提供する必要がある。Skaiとの協業で、ブランドは拡大するリテールパートナー網に単一プラットフォームで効率的に到達できる」と述べています。

広告主への主なメリットは、（1）Kevel移行中のプレミアム小売在庫へのグローバルな拡張リーチ、（2）Skai上での一元管理によるオムニチャネル運用の効率化、（3）新興ネットワークへの先行アクティベーションによる競争優位と早期の学習効果、（4）SkaiのAI最適化とKevelのオーディエンス機能の併用による成果向上、（5）API連携による迅速な立ち上げと市場投入の加速、です。統合はすでに両社顧客に提供開始しており、2025～2026年にかけて対応リテーラーの拡大を予定しています。

Skaiについて
Skaiはコマースメディア向けオムニチャネル広告プラットフォームのリーダーです。統合データと独自GenAIを基盤に、メディア計画・最適化・計測からデジタルシェルフの改善、リテール実行、売上回復までを一体で支援します。PepsiCoやSanofi、Estée Lauderなど8,000超のブランド／代理店に採用され、Amazon Ads、Walmart Connect、Criteo、Google、Microsoft、Facebook、TikTokなど300以上のパブリッシャー／リテールメディアと連携しています。