DevSecOpsのChainguard、新CISO・CFOを迎えリーダーシップ強化とグローバル成長を加速

ソフトウェア開発とデプロイのセキュリティ基盤を提供するChainguardは、新たにQuincy Castro氏をChief Information Security Officer（CISO）、Eyal Bar氏をChief Financial Officer（CFO）に任命したことを発表しました。また、Grace Shiell氏をVice President of Peopleに昇格させたほか、Great Place to Work®認証も取得し、企業文化の進化も示しています。これらの動きは、オープンソース・アーティファクトへの需要拡大を背景に、同社が次の成長ステージに突入したことを象徴しています。

CISOに就任したCastro氏は、IT・情報・プロダクトセキュリティの戦略全体を統括し、急速に進化する脅威環境下でChainguardの信頼性を強化します。Castro氏はRedisでCISOを務めたほか、NSAやGE Transportation、Wabtec Corporationなどで攻防両面のセキュリティリーダーを歴任。彼は「Chainguardは、あらゆる成長段階の組織に“より良く・早く・安く”を実現する希少な企業です。AI時代の動的インフラにこそChainguardの価値が発揮されます」とコメントしています。新CFOのBar氏は、Monday.comやWix.com、Motorola Solutions、Ernst & Youngでの豊富な財務・経営経験を活かし、資金調達やグローバル拡大を加速します。Bar氏は「Chainguardは市場規模・プロダクト力・顧客信頼・実行力を兼ね備え、今後も業界標準を牽引します」と述べ、より強固な事業基盤・収益機会の拡大に注力する方針です。

同時に、Grace Shiell氏は人材開発と企業文化の推進で貢献しVPに昇格。Great Place to Work®認証も取得し、多様性とパフォーマンスを両立させる職場環境づくりを継続しています。事業面では、コンテナイメージ「Chainguard Containers」の拡大や顧客獲得、クラウドマーケットプレイスへの展開、AzulやOrca Securityとの連携、Sigstore・SLSA・KanikoなどのOSS活動も強化。Fortune 500や急成長AIスタートアップからも採用が進み、サプライチェーン全体でセキュリティ標準を確立しています。

Chainguardについて
Chainguardは、ソフトウェア開発とデプロイのためのセキュアな基盤を提供するスタートアップです。信頼できるオープンソースソフトウェア（Chainguard Containers、VMs、Libraries）をソースからビルドし継続的に更新することで、ソフトウェアサプライチェーンのリスク排除を支援。Anduril、ANZ Bank、Canva、Hewlett Packard Enterprise、Snap Inc.など世界有数の企業が採用し、著名VCから資金調達を受けています。