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2025/05/30

Startup Portfolio

データ&AIのDatabricks、コスタリカで新オフィスを開設し、中南米事業を拡大

データおよびAI分野をリードするDatabricksは、中南米市場への積極的な投資の一環として、コスタリカ・エレディアのAmerica Free Zone (AFZ)に新オフィスを開設しました。同社はコスタリカで約200名のスタッフを抱えるまでに成長しており、2025年末までにさらに100名を追加採用する計画を明らかにしました。この動きは、同国が有する高度な人材への期待の現れであり、コスタリカ拠点を通じて中南米全域の顧客支援とDatabricksの「Data Intelligence Platform」の普及を促進していく狙いがあります。

 

2023年にコスタリカにオフィスを開設して以来、Databricksの中南米事業は150%以上成長し、BAC Latam、Nubank、Grupo Bimbo、iFood、Bineo、Kueskiなど、地域の主要企業のデータおよびAI戦略を支援しています。また同社は、サンパウロ拠点の拡張およびメキシコシティへの進出も進めており、こうした中南米地域への積極的な展開は、企業からのDatabricksソリューションに対する需要が急増していることを反映しています。

DatabricksのCEO補佐兼コーポレートオペレーション担当副社長のRory Patterson氏は、「コスタリカは当社の国際展開において極めて重要な役割を担っています。当地のチームはグローバルなオペレーション支援のみならず、自動化やAIを駆使した新たな取り組みを先導しており、イノベーションの推進力となっています。コスタリカに存在する卓越した人材のおかげで、我々はよりスマートなスケールアップを実現できています」と語りました。また、BAC Latamのデータ&アナリティクス担当ディレクター、Rodrigo Chaverri氏は、「Databricksは、データ戦略の近代化や柔軟性の向上、顧客体験のパーソナライゼーションを支え、銀行としてのビジョンを実現する上で不可欠な存在です」と述べています。

 

マヌエル・トバール貿易大臣は、「Databricksのコスタリカ事業拡大は、中南米地域におけるテクノロジーハブとしての当国の戦略的重要性を高めるものであり、高度な技術人材、安定したビジネス環境、堅牢なデジタルインフラが評価された結果です」とコメントしています。Databricksの中南米・国際オペレーション担当ディレクターであるAriel Vargas氏は、「我々の新オフィスは中南米オペレーションの基盤となるものであり、地域全体の顧客支援やイノベーション推進の中心地となります。優れた人材が豊富なコスタリカで、新しいスタッフやパートナー、顧客との協力を楽しみにしています」と話しました。また、コスタリカ貿易投資促進庁(PROCOMER)のCEOであるLaura López氏は、「Databricksの投資は、知識集約型サービス分野でのコスタリカの地位をさらに強化するものです。当国は、デジタルトランスフォーメーションを推進する高度な人材と安定したビジネス環境が高く評価されています」と述べています。

Databricksは、財務、人事、IT、テクニカルサポート、マーケティング、オペレーションなど、多岐にわたる分野で人材募集を行っており、興味のある方は同社ウェブサイトのキャリアページで詳細を確認できます。

 

Databricksについて
Databricksは、世界中の1万社以上の組織に採用されているデータおよびAI企業であり、Block、Comcast、Condé Nast、Rivian、Shell、Fortune 500企業の60%以上が同社の「Data Intelligence Platform」を活用しています。本社はサンフランシスコにあり、Lakehouse、Apache Spark™、Delta Lake、MLflowの開発者らによって設立されました。

 

TagsBig DataAIUnited States

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