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プライベートLTE/5GのOneLayer、Southern Lincのプライベートセルラーネットワークの管理・セキュリティ強化を支援
プライベートLTE/5Gネットワークの管理とゼロトラスト型セキュリティにおいて業界をリードするOneLayerは、米Southern Companyの子会社であるSouthern Lincが、自社のCriticalLinc™ LTEネットワークの管理とセキュリティ向上のため、OneLayerの「Bridge」プラットフォームを導入したことを発表しました。
Southern Lincは、Ericssonのコアネットワーク技術を利用したプライベートLTEネットワークを所有・運営しており、そのサービスエリアは12万2千平方マイルに及びます。同ネットワークは、電力網の制御・監視装置、セルラールーター、重要通信向けプッシュ・トゥ・トーク、スマートフォン、ホットスポット、ラップトップやタブレット、センサーなど、幅広い機器やアプリケーションをサポートしています。ネットワークの利用が急増する中、Southern Lincはネットワーク管理とセキュリティをより強固にするためにOneLayerのBridgeプラットフォームを採用しました。
OneLayerのCEO、Dave Mor氏は、「Southern Lincはユーティリティ業務における先駆者であり、プライベートLTE分野で規模・成熟度ともにリーダー的存在です。この協業は重要な節目であり、彼らの業務の卓越性に貢献できることを誇りに思います」と述べています。
OneLayerのBridgeプラットフォームは、Southern Linc固有のニーズに合わせてカスタマイズ可能なネットワーク管理とセキュリティ機能を提供します。高度なデバイスフィンガープリント技術によって機器の正確な識別が可能となり、IPおよびセルラーネットワーク間でのデバイス識別情報の関連付けや、隠れた機器のリアルタイム検出を行います。これによりSouthern Lincはネットワーク管理の精度を高め、効率的なスケールアップを実現しています。
Southern Lincのエンジニアリングおよび運用担当副社長Alan McIntyre氏は、「OneLayerとのパートナーシップにより、ネットワーク上のあらゆる機器を安全に管理し、ネットワークの利用拡大を効果的かつ効率的に進めることができます。OneLayerのBridgeプラットフォームはLTEネットワークに接続されている資産の制御を可能にし、ネットワーク管理とセキュリティの強化に必要不可欠なツールを提供しています」と述べています。また、OneLayerのソリューションは、ネットワーク脅威を迅速に検知・対応し、従来数週間かかっていた対応時間を数時間に短縮することができます。強力なポリシー施行、ネットワークセグメンテーション、デバイスの隔離機能を通じて、ネットワークの耐障害性をさらに高めます。OneLayerは今後もプライベートネットワークを運営する企業の運用効率化とセキュリティ強化を支援し、特にユーティリティ業界のデジタル変革を積極的にサポートしていく方針です。
OneLayerについて
OneLayerは、プライベートLTEおよび5Gネットワークに対し、先進的な資産管理、運用インテリジェンス、ゼロトラスト型セキュリティを提供する企業です。専門的なセルラー知識がなくても、企業が自社のセルラーネットワークを円滑に運用できるよう支援しています。
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