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2025/03/21

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BioTechのCardurion Pharmaceuticals、Karen Lewis氏をチーフピープルオフィサーに任命

Cardurion Pharmaceuticalsは、心血管系疾患の新規治療薬を開発する臨床段階のバイオテクノロジー企業として、Karen Lewis氏をチーフピープルオフィサー(CPO)に迎えたことを発表しました。Lewis氏は人事領域で25年以上の経験を持ち、Apellis PharmaceuticalsやBiogen、Bristol-Myers Squibbなど、大手製薬企業や急成長中のバイオ企業における人材戦略の立案・組織構築に携わってきました。

 

CardurionのCEOであるPeter Lawrence氏は、Lewis氏の着任により優秀な人材を確保し、スケールアップが進む組織を支える戦略的な人事体制が強化されるとし、「今後の成長段階における組織と企業文化の拡充に、彼女の経験が大きく寄与する」とコメントしています。Lewis氏自身も、「社員が能力を発揮し、成長できる職場文化を作りたい。高い科学的専門性、魅力的な開発プログラム、そして優秀なチームを基盤に、Cardurionのビジョンを実現していくのが楽しみです」と述べています。

Lewis氏は直近までApellis PharmaceuticalsのCPOを務め、同社が2つの新薬を相次いで上市する過程で、従業員数200名から900名超へと急拡大する組織を率いてきました。以前はAxcella Healthで人事部門を立ち上げたほか、Biogenにおいてはグローバル・タレントアクイジション担当VPや米国内営業組織・アジア太平洋・中南米部門の人事責任者を歴任。さらにAmazonやBristol-Myers Squibbでグローバルリーダーとして人事プログラムを推進するなど、幅広い役職を経験してきました。Rider Universityで生物学の学士号を取得してから当初はスタートアップのバイオ企業で研究員として勤務し、その後人事キャリアに転じています。

Cardurionは、PDE9(ホスホジエステラーゼ-9)阻害剤を慢性心不全治療として開発中であり、CaMKII(カルシウム/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼII)阻害剤を希少および一般的な心血管疾患向けに臨床で検証を進めるなど、重要なパイプラインを抱えています。Lewis氏の参画により、人事戦略面での強化が期待される状況です。

 

Cardurion Pharmaceuticalsについて
Cardurion Pharmaceuticalsは、心血管系疾患向けに次世代型治療薬を開発する臨床段階のバイオテクノロジー企業です。優れた心血管シグナル伝達の専門家たちが中心となり、慢性心不全や稀少疾患を対象に新薬の研究・開発を行っています。PDE9阻害剤やCaMKII阻害剤など、世界初のアプローチでパイプラインを強化しており、本拠地をマサチューセッツ州バーリントンに、研究開発施設を日本の湘南にも構えています。

 

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