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BioTechのZenas BioPharma:IgG4関連疾患治療薬の第3相臨床試験で目標患者数の登録を完了
臨床段階のグローバルバイオ医薬品企業Zenas BioPharma, Inc.(Nasdaq: ZBIO)は、主力候補薬であるobexelimabのIgG4関連疾患(IgG4-RD)治療に関する第3相INDIGO試験において、目標とする患者数の登録を完了したことを発表しました。同社のFounder兼CEOであるLonnie Moulder氏は、「史上最大規模のIgG4-RD臨床試験であるINDIGO試験の患者登録完了は、obexelimabの臨床開発計画を実行する当社の能力を示すものです」と述べています。来年末までにトップライン結果を報告する予定です。
INDIGO試験の概要:
- グローバルな第3相試験で、約20カ国100施設で実施
- 約190人の活動性IgG4-RD患者を対象
- 二重盲検プラセボ対照試験
- obexelimab 250mgまたはプラセボを7日ごとに52週間皮下投与
- 主要評価項目:IgG4-RD再燃までの時間
- 副次評価項目:年間再燃率、完全寛解達成率、救済治療の使用状況
Zenas BioPharmaについて
Zenas BioPharmaは、免疫系疾患の革新的な治療法の開発・商業化を目指す臨床段階のバイオ医薬品企業です。主力候補薬のobexelimabは、CD19とFcγRIIbの両方に結合する二機能性モノクローナル抗体で、B細胞系統の活性を抑制することで、様々な自己免疫疾患に対する効果が期待されています。皮下注射による自己投与が可能な特徴を持ち、慢性自己免疫疾患の治療に広く活用できる可能性があります。
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