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2024/10/11

Startup Portfolio

IncrementalとSkai、リテールメディアの増分効果測定に向けたパートナーシップを発表

リテールメディアの中立的な効果測定を提供するIncrementalは、オムニチャネル広告プラットフォームSkaiとのグローバルパートナーシップを発表しました。この提携により、広告主がリテールメディアにおける「真の増分効果」を測定するための新しい手法が提供されます。Incrementalの第三者測定ツールがSkaiのAI駆動のメディアアクティベーションと統合され、ブランドはリテールメディアキャンペーンと他の広告施策を最適化できるようになります。

広告主は、リテールメディアへの投資の効果を正確に評価するためにますます大きな圧力を感じています。従来のROAS(広告費用対効果)などの指標は、リテールメディアネットワーク間で一貫性がなく、投資とROIの明確な関連性を示していません。従来の測定手法は、メディア計画にシームレスに統合できるほどの詳細さや柔軟性に欠けていました。Path to Purchase InstituteとSkaiによる共同調査では、広告主の70%がリテールメディアの増分効果を測定することに苦労していると報告しており、より効果的なソリューションの必要性が浮き彫りになっています。

Incrementalの独立した測定ツールとSkaiのプラットフォームを統合することで、マーケティング担当者はリテールメディア投資がどのように実際のビジネス成長を促進するかについて、より正確な洞察を得られるようになり、より大きな増分効果を得るために計画と最適化を行うことが可能になります。例えば、ある大手ブランドはIncrementalの独自指標であるiROAS(増分広告費用対効果)を活用し、Amazon広告を増分効果に基づいて最適化し、日々のキャンペーン予算配分を決定しています。Incrementalの測定ツールはSkaiの機械学習アルゴリズムと直接統合され、増分売上の成長に向けた自動入札や予算配分が可能となります。


パートナーシップの主な利点
• 増分効果のアプローチ:リテールメディアからの増分効果を促進し、同時に検索広告やソーシャル広告もサポートします。
• データ駆動の意思決定:ブランドは、iROI/iROASを活用して予算配分の推奨事項を導き出し、メディア投資を調整することができます。
• 最適化されたキャンペーン:ブランドは、リテールメディアと他の広告施策の効果をリアルタイムで測定・改善することができます。
• 中立的な第三者測定:リテールメディアのパフォーマンスに対して信頼性の高い独立した指標を提供し、広告の効果に関する客観的なインサイトを提供します。


IncrementalのCEOであるDavid Pollet氏は、「複雑化するリテールメディア環境において、正確な測定は、ブランドが広告費用の効果を把握するために不可欠です。Skaiとのパートナーシップにより、広告主はデータに基づいた意思決定を行い、リテールメディア戦略を直接強化することができます」と述べています。

Skaiの社長であるGil Sadeh氏は、「Incrementalとの連携により、ブランドは異なるチャネルでのパフォーマンスを測定するだけでなく、明確なインサイトに基づいて投資を最適化できるようになります。このコラボレーションは、広告主がリテールメディアと全体的なマーケティング施策を連携させる方法を変革します」と述べています。

 

Skaiについて
Skaiは、データ駆動型の広告プログラムを提供するオムニチャネル広告プラットフォームです。AIを活用した意思決定、アクティベーション、最適化ソリューションにより、ブランドやエージェンシーがウォールドガーデンメディアで効果的な広告運用を実現できるようサポートしています。Google、Amazon Ads、Microsoft、Walmart Connect、Apple Search Adsなど、多くの主要パートナーと提携しています。Skaiは、HP、DoorDash、Sony、Philips、L’Orealなどの著名ブランドから信頼されており、革新と価値重視の文化で知られています。

 

TagsMarTechIsrael

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