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オープンソースセキュリティのChainguard、AI時代の脆弱性対策の業界連合「Athena」にAkamaiなど新規参加企業を追加
オープンソースソフトウェアの保護を手掛けるChainguardが、業界連合「Athena(アテナ)」の拡大を発表しました。新たにAkamai、Black Duck、Cycode、JFrog、Morgan Stanley、Qualys、Upwind、Zafranなどが加わり、連合はソフトウェアエコシステムの幅広い層を網羅する体制を強めています。Athenaは、フロンティアAIモデルが機械のような速度で発見する未知の脆弱性に、業界横断で対処することを狙いとした取り組みです。
同連合は発足からわずか3週間で4万件超の脆弱性を処理し、その件数は当初から倍増したとしています。提出された脆弱性のうち42パーセントが「重大」または「高」の深刻度に該当し、86パーセントはネットワーク経由で悪用可能とされます。攻撃者が悪用に転じるまでの時間が数年から数時間へと急速に縮まるなか、発見から修正・防御までを一連の流れとしてつなぐことが狙いです。
参加企業は、脆弱性の発見・集約と重複排除、公開前の修正版の作成、パッチが未適用の環境向けの多層的な緩和策の展開、そして上流の開発元への恒久的な修正の反映といった役割を分担します。ChainguardのCEO兼共同創業者であるDan Lorencは、単独の企業ではこの速度に追いつけず、協調した防御こそが有効だと述べています。同社は上流での修正を強化するため、Linux Foundationの関連する取り組みにも参加しています。
Chainguardについて
Chainguardとは、米国ワシントン州カークランドを拠点とするソフトウェアセキュリティ企業です。2021年にDan Lorencらによって設立され、創業陣にはGoogleでソフトウェアサプライチェーンのセキュリティに携わった技術者が名を連ねます。脆弱性を極力排した堅牢なコンテナイメージ群「Chainguard Images」やライブラリ製品を主力とし、企業が安全にオープンソースを利用できる基盤を提供しています。フォーチュン500企業や重要インフラ事業者を顧客に持ち、買収や連合の主導を通じて事業を広げてきました。AIが脆弱性発見を加速させる時代に、オープンソース防御の中核を担うことを使命としています。
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