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アイデンティティセキュリティのEntro Security、SailPointが約2億ドルで買収へ
機械、自動化システム、AIエージェントが使用する認証情報やAPIキーといった「非人間アイデンティティ」の管理を専門とするサイバーセキュリティスタートアップEntro Securityを、アイデンティティガバナンスの大手プラットフォームSailPointが約2億ドルで買収する見通しであることが明らかになりました。Thoma Bravoが支援するSailPointによるこの買収は、AIエージェントやマイクロサービス、自動化ワークフローの急増に伴って非人間アイデンティティの管理・統制ニーズが企業内で急拡大している状況を反映しています。
非人間アイデンティティは、企業セキュリティプログラムにおける最大の死角の一つとして浮上しています。人間ユーザーのアカウントとは異なり、機械用の認証情報は迅速にプロビジョニングされる一方でローテーションが疎かになりがちであり、コードリポジトリや設定ファイルに埋め込まれたまま標準的なアイデンティティ監視の警報を回避した状態で流出・悪用されるリスクがあります。Entroのプラットフォームは、機械アイデンティティに特化した発見・分類・ガバナンス機能を提供することでこのギャップを埋めます。AIエージェントの展開規模が拡大するにつれ、非人間アイデンティティの数と複雑性は指数的に増大すると見られており、専用の管理ツールの重要性はますます高まっています。
SailPointにとって本買収は、同社がThoma Bravo傘下から独立する動きを加速させる中で、既存のアイデンティティガバナンスプラットフォームに補完的な機能を加えるものです。Entroの非人間アイデンティティ管理の専門知識をSailPointの包括的なアイデンティティセキュリティスイートに統合することで、AI規模の自動化が引き起こすアイデンティティリスクに対応できる体制が整います。
Entro Securityについて
Entro Securityは2022年にイスラエルで設立されたサイバーセキュリティスタートアップです。クラウドおよびオンプレミス環境全体にわたるシークレット、トークン、サービスアカウント、APIキーを含む非人間アイデンティティのライフサイクル管理プラットフォームを提供しています。従来のアイデンティティガバナンスツールでは対応が困難だった機械用認証情報のリスク発見・監視・修正を支援します。
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