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2024/07/19

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機密データ用のプライバシーAPIのSkyflow、LLMを利用する企業のデータプライバシーとセキュリティに取り組む

Skyflowは、顧客の機密データを保護・管理するために、LLMを安全に導入しようとする企業向けにプライバシー重視のデータストレージソリューションを提供しています。2019年にAnshu SharmaとPrakash Khotによって設立されたSkyflowは、企業が顧客の最も機密性の高いデータを分離、保護、管理する方法を簡素化するためのデータプライバシーボールトです。同社の主力製品は、個人識別情報(PII)、支払いデータ、健康記録などの機密情報を安全に保存するデータプライバシーボールトです。このボールトは、データのトークン化やマスキングなどの高度な暗号化技術を使用して、保存中および転送中のデータを保護します。

最近の製品である「LLM Gateway for Privacy and Security」は、機密データを特定し安全に保存することで、LLMの学習データやユーザーが提供するプロンプトに含まれる機密情報の漏洩リスクに対処します。

Skyflowは2021年のシリーズB資金調達で3000万ドルを調達し、インドでの需要が3倍に増加、来年度の収益は4倍に成長すると予想しています。現在、GoodRx、Lenovo、Hippocratic AIなどのグローバル顧客向けに約10億件のユーザーデータをサポートし、四半期ごとに20億件以上のAPIコールを処理しています。

同社は、フィンテック、デジタルヘルス、銀行、小売、旅行サービスなど、150カ国以上のさまざまな分野にサービスを提供しています。今後は、RAGベースのアーキテクチャやAIプラットフォームとの統合、データプライバシーエージェントの立ち上げ、MLOpsへの展開などを計画しています。

 

TagsCyber SecurityUnited States

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