エッジコンピューティングソリューションに革命をもたらすAIコンピューティングBlaizeが、1億600万ドルの資金調達

エッジコンピューティングソリューションの革新をリードするAIコンピューティング企業Blaizeは、Bess Ventures、Franklin Templeton、デンソー、メルセデス・ベンツ、テマセクなどの既存投資家から、さらにRizvi Traverse、Ava Investors、BurTech LP LLCという新規投資家から、総額1億600万ドルの資金調達を実施したと発表しました。

Blaizeは、自動車、モビリティ、小売、セキュリティ、産業オートメーション、ヘルスケアなど、多様で成長が見込まれる市場全体にわたり、フルスタックのAI対応コンピューティングソリューションを提供しています。Blaizeのプログラム可能な米国製プロセッサーアーキテクチャと、ローコード/ノーコードのソフトウェアプラットフォームソリューションにより、企業はネットワークの末端やデータセンターでAIの力を迅速に活用できます。これらのソリューションは、スピードと効率を備えた実時間の洞察とリアルタイムの意思決定能力を提供します。このプロセッサーアーキテクチャは、高性能コンピューティングと低消費電力、最小限の待ち時間、高効率を実現し、エッジAI処理の固有の課題に対処するよう設計されています。Blaizeアーキテクチャには、Blaize AI Studio、Blaize Picasso SDKで構成されるソフトウェアスイートが含まれ、ユーザーフレンドリーで柔軟な手段で、最適化された総所有コストでアプリケーションを迅速に開発・展開できます。

Blaize CEOのDinakar Munagalaは「この投資により、エッジAIがあらゆる産業に革命をもたらすという私たちの理論がさらに信頼性を増し、その約束を実現するためのロードマップを加速できます。Blaizeは常に、実際の顧客の課題解決と開発者・イノベーターの支援に注力してきました。現在および次世代のオファリングは、コンピュータービジョン、トランスフォーマー、マルチモーダル生成AIなど、すべてのAIアプリケーションに価値を提供します。独自のフルプログラム可能なアプローチにより、未知の事態にも対応できます。AIアプリケーションの環境が急速に変化する中、顧客のリスクを軽減し、コストを削減できるのが理想的です。エッジからデータセンターまで、ハードウェアとソフトウェアを統一した完全なソリューションでスケーリングできます」と述べています。

2023年12月、Blaizeはナスダック上場のBurTech Acquisition Corp(「BurTech」)との事業統合を通じた上場の意向を発表しました。今回の資金調達により、同社の財務体質が強化され、エッジからデータセンターまでのAIコンピューティングのプラットフォームとソリューションのロードマップが加速します。同社は、自動車、コンピュータービジョン、AI推論、生成AIのハードウェアとソフトウェアにおける現行テクノロジーの活用と市場での地位強化に、この資金を活用する予定です。Latham & Watkins LLPが、この資金調達に関するBlaizeの法務アドバイザーを務めています。

Blaizeについて
Blaizeは、目的別に構築された完全スタックのプログラム可能なプロセッサーアーキテクチャスイートと、ローコード/ノーコードのソフトウェアプラットフォームを開発し、複数の大規模で急成長中の市場向けに高性能コンピューティングのAI処理ソリューションを実現しています。Blaizeの独自ソリューションにより、企業はネットワークの末端とデータセンターでAIの力を活用でき、スピードと効率を備えた実時間の洞察と意思決定能力を発揮できます。当社の効率的なプロセッサーアーキテクチャは、低消費電力、最小限の待ち時間、高効率を実現する高性能コンピューティングを提供し、エッジAI処理の固有の課題に対処します。クラウドサービスプロバイダー、独立システムベンダー、アグリゲーター、産業用PCベンダーなど、幅広いパートナーエコシステムが、当社のテクノロジーに基づきそれを補完するターンキーソリューションを提供しています。Blaizeは以前、デンソー、メルセデス・ベンツ、マグナ、サムスンなどの戦略的投資家、フランクリン・テンプルトン、テマセク、GGV、Bess Venturesなどの金融投資家から2億2,400万ドルを調達しています。本社をカリフォルニア州エルドラドヒルズに置き、サンノゼ(カリフォルニア州)、ケアリー(ノースカロライナ州)、ハイデラバード(インド)、リーズ、キングスラングレー(英国)、アブダビ(UAE)に拠点を持ち、世界で200人を超える従業員を擁しています。