Startup Portfolio
FinTechのRamp、NFLスターSaquon Barkley氏を投資家および初のスーパーボウル広告の主役に起用
Rampは、NFLフィラデルフィア・イーグルスのランニングバックであるSaquon Barkley氏を投資家として迎え、同社初のスーパーボウル広告の主役に起用したことを発表した。Barkley氏は、歴代最速ランナーの一人として知られる一方、ビジネスとテクノロジーにも深い関心を持ち、今回のRampへの投資は彼にとって最大のプライベートテクノロジー投資となる。「勝利へのマインドセットは、フィールドの内外を問わず重要です。試合終了のホイッスルが鳴っても、自分を高める努力は続くべきだと考えています。Rampは、スピードと効率を追求し、ビジネスチームが迅速に行動し、賢く支出し、競争の一歩先を行くためのサポートを提供している企業です。だからこそ、私は彼らと共に歩みたいと思いました」とBarkley氏は語った。
Barkley氏は、以前から急成長するスタートアップ企業に関心を持ち、『Zero to One』を読んだことをきっかけに、業界を変革する企業に注目するようになった。彼は投資家仲間の強い推薦を受け、Rampへの関心を深めた結果、単なる広告契約ではなく、自ら投資家として関与することを決意した。「真のパートナーシップには、自らのリスクを背負う覚悟が必要です。それが、私がRampに投資を決めた理由です。Rampは、アメリカの企業がコストを削減し、より高いパフォーマンスを達成できるよう支援しており、その影響力の大きさを実感しました。私は、そうした変革の一部になりたいのです」とBarkley氏は語った。RampのCEOで共同創業者のEric Glyman氏も、Barkley氏の決断を称賛し、「Barkley氏が、個人の記録よりもチームのプレーオフ進出を優先した姿勢は、リーダーシップの模範です。Rampも同じ哲学を持ち、短期的な利益よりも顧客の長期的な成功を優先しています。この長期的な視点が、急成長の原動力となり、これまでに20億ドル以上の顧客コスト削減を実現しました。Barkley氏とのパートナーシップは、我々の共通の価値観に基づいた自然な選択でした」と述べた。
Barkley氏にとって、このスーパーボウル広告への出演は特別な節目となる。2月のスーパーボウルでのデビューに加え、彼の28歳の誕生日と重なる記念すべき日だ。RampとBarkley氏は、わずか1週間で広告を完成させた。
広告では、Barkley氏が経費精算に埋もれ、フットボールをプレーできない状況が描かれる。これは、人気ドラマ『The Office』を彷彿とさせるユーモラスなシーンであり、「本来の才能を活かすべきだ」というメッセージを込めている。企業のチームも、本来の業務に集中すべきであり、経費処理のような単純作業に時間を費やすべきではない。そこでRampが登場し、企業の支出管理を効率化し、チームが重要な業務に専念できる環境を提供するという内容だ。
「1週間でスーパーボウル広告を制作するのは異例の挑戦でした。しかし、Rampには迅速な意思決定ができる優秀なクリエイティブチームがあり、さらに最速のランニングバックであるBarkley氏と協力できたことで、この挑戦を成功させることができました」とRampのデザイン担当副社長Diego Zaks氏はコメントした。広告はMohammad Gorjestani氏が監督を務め、Even/Oddが制作し、フィラデルフィアで撮影された。
Rampについて
Rampは、企業の財務管理を効率化するFinTech企業であり、支払い、法人カード、ベンダー管理、調達、出張予約、経理の自動化を統合したオールインワンのプラットフォームを提供している。これまでに30,000社以上の顧客を支援し、20億ドル以上のコスト削減と2,000万時間の業務効率化を実現している。2019年に創業し、年間数百億ドル規模の取引を支援するまでに成長した。
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