Startup Portfolio
犬用長寿薬のパイオニアであるBioTech企業の"Loyal"がSeries Bで$45Mを調達
Loyalは、Bain Capital Venturesがリードし、Khosla Ventures、First Round Capital、Box Groupなど主要な既存投資家の殆どが参加したSeries Bで$45Mを調達した。2019年の創業以来の資金調達総額は$125M以上となり、Western Alliance Bank傘下のBridge Bankからの$12Mの信用枠も含まれます。
犬用長寿薬のパイオニアであるBioTech企業のLoyalは、犬がより健康で長生きすることを目的とした初の医薬品を開発しています。同社は、老化の根本的なメカニズムをターゲットにすることで、犬の寿命を延ばし、年齢を重ねても生活の質を維持できるようにしたいと考えています。
Loyalの創業者兼CEOは「今回の資金調達は、健康寿命を延ばす初のFDA承認薬となることを目指す我々の努力を後押しするものです。私たちの活動はすべて、犬により長く、より健康的な生活を与えることを中心に据えています。私は、このチームがこれまでに成し遂げてきた仕事を誇りに思いますし、私たちには実現すべき非常に重要で挑戦的なビジョンがあります。新しい投資家や既存の投資家と協力し、FDA承認の犬用長寿薬を実現し続けることに興奮しています。」と説明しています。
Series Bでの資金調達は、FDAの承認が下りるまで、2025年初頭の製品発売を目指して開発を継続するための支援となります。
Bain Capital VenturesのPartnerは「革新的で情熱的で責任感のあるLoyalのチームは、承認された長寿薬に向けて急速に前進しています。アメリカで犬を飼っている6,500万世帯にとって、Loyalの約束は、より長く、より健康的な犬の生活を意味します。玄関での興奮した挨拶、公園での取っ組み合いゲーム、ソファで一緒に過ごす居心地の良い午後など、より多くのかけがえのない思い出を意味します。」と述べています。
今回の資金調達は、同社にとっていくつかの重要なマイルストーンに続くものです。
- FDAが寿命を延ばす薬を開発・承認することを正式に認めたのは初めてで、FDAの審査は獣医学センターが主導
- 大型犬の寿命延長におけるLOY-001の使用に関する条件付き承認申請の技術的有効性のセクションを完了
- 犬の寿命延長を目的として開発中のLOY-002の主要な有効性試験であるSTAY試験を開始。STAY試験は、米国内の50以上の動物病院で1,000頭以上の犬を対象
- 2025年初頭にLOY-002を条件付き承認に必要なその他のFDA申請書類の承認に向けた継続的な進展
- Loyalの製品に対する飼い主や獣医師の強い関与と関心
- Loyalは現在、犬の健康寿命を延ばすための3つの薬剤を開発中です。LOY-001とLOY-003は大型犬の健康寿命延長を目的としており、LOY-002は体重14ポンド以上のシニア犬用です。LOY-002は、FDAの条件付き承認を経て、2025年初頭に発売される予定
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