2022/03/18
Startup
ペプシコが、イスラエルの点滴灌漑技術N-Dripと提携し収穫量の向上と節水を実現
米国の飲料・スナック大手ペプシコは、イスラエルの点滴灌漑会社N-Dripと新たに提携し、ペプシの様々なブランドの農作物を栽培する農家が点滴灌漑技術を導入して収穫量の向上と節水を実現できるよう支援すると、両社は発表しました。
N-Dripのサステナビリティ最高責任者Seth Siegel は、次のように述べています。「このパートナーシップは、インド、ベトナム、米国で2年以上パイロットプロジェクトを実行し、その後、ペプシコのサプライチェーン全体で導入を拡大する最善の方法について広範に議論した結果です。」
イスラエルの水資源局の元局長であるUri Shani教授が、Ariel Halperin、Ran Ben-Orとともに2015年に設立したN-Dripは、灌漑に冠水を使用している地域が、代わりにより精密な点滴灌漑を使用できるシステムを開発しました。洪水灌漑は、おそらく最も古くから行われてきた灌漑方法であり、現在でも世界で最もよく使われている灌漑方法の一つです。パイプや溝を使って水を畑に送り、その水が地表を流れて作物を育てるというもので、世界の農地の約85%がこの方式で行われています。このシステムは、水と肥料の両方を浪費するもので、未耕地の蒸発や浸透で約50%が失われると言われており、最適な収穫量も得ることができません。N-Dripの主なターゲットは、米国やオーストラリアなどの農業地域の大部分を含む、世界の灌漑農業地域の85%で、既存の点滴灌漑システムが高価で使用できない地域です。
TagsAgriTechIsrael
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